■千と千尋の神隠し

宮崎駿監督の最新作「千と千尋の神隠し」を紹介します。この映画は、現代を生きる10歳の少女・千尋が主人公。
両親と一緒に郊外へ引っ越す途中,千尋の一家は「不思議の街」に迷い込みます。 そこは人間の世界のわきにありながら、この日本に住むいろいろなお化けや神様が、疲れと傷を癒しに通う 異世界の油屋でした・・・。

建築家の卵である私は、油屋の日本的空間に、とても興味が沸き、そしてとても勉強になりました。
油屋内部は空間の広がりとストーリーのリンク性、平面図などが頭の中にないと、 なかなか掴めない空間ですがとても面白い。
三鷹にある「ジブリ美術館」にも行きましたが、エントランスホールは油屋をイメージして造られています。 そこでは、何千とある絵コンテを見ました。そこでも千と千尋の神隠しに出てくる建物の日本的空間や色味がとても良かった。
日本を代表してこの映画を推薦します。